塩ビ管尺八 vs 竹製尺八 吹き比べ
(音の違いはわかりますか?)
【奏者】 田嶋 謙一
【企画】 株式会社 音通堂
(吹き比べ実演は 8:02~ です)
塩ビ管尺八は、音の良さが竹製尺八に負けないだけでなく、
逆に竹製や樹脂製尺八より優れている所がいっぱいあります。
例えば、
・ 安価なので、入門者にも手が出し易い。
・ 初心者でも、竹製より楽に音が出る。
・ 軽量なので、長時間練習しても肩が凝らない。
・ 軽量なので、持ち運びが楽。
・ 竹製と違って、湿度に全く気を使わなくて良い。
・ 汚れたら洗剤でジャブジャブ洗える。
・ カラーペイントで装飾して、オリジナル尺八を創れる。
・ 長さの違う尺八を色々揃えたい時、経済的負担が少ない。
【塩ビ管尺八 入手先】
(1) 市居尺八研究所
1尺1寸(2500円)から2尺4寸(3500円)まで、全てのサイズの
5孔と7孔の塩ビ管尺八が揃っています。
私は特注で、1尺6寸、9寸、2尺1寸の9孔管を作って頂いたのですが、
仕上げの丁寧さ、音程の正確さ、鳴りの良さ、対応の迅速・誠実さ、
すべてにおいて大満足でした。
(2) なる八くん
1尺5寸から2尺までの塩ビ管尺八が製作可能で、
値段は、歌口も中継ぎもない1尺8寸と6寸の5孔管が2680円、
それ以外のサイズの5孔管は、5280円または7480円、
7孔管は、+2000円だそうです。
2022年12月14日現在、なぜか全て「在庫切れ」となっています。
他に「仕上げが雑。指孔にバリが残っている」という
凍弥さんのレビューも気になる所です。
【関連記事】 鯨岡徹「僕が七孔尺八を使う理由」
古典邦楽よりもジャズやポップスや演歌が好きな尺八入門者は、
5孔管じゃなく7孔管にした方が絶対的に有利です。